電池の大きさ・形について

Q1. なぜいろいろな大きさや形の電池があるのですか?

使う機器や用途に合わせて作るからです。
また、機器に合わせて電池を使い分けるのが、かしこく上手な使い方です。

Q2. 大きな電池にはどんなものがありますか?

たとえば、据置鉛蓄電池すえおきなまりちくでんちという四角い電池は、たいへん大きいです。 おもに、非常用照明ひじょうようしょうめいや通信などに使われています。
(高さ6 9 6 mm×幅340mm×奥行340mm 重さ212kg)

Q3. 小さな電池にはどんなものがありますか?

たとえば、ボタンのような形をしている、コイン型リチウム二次電池はとても小さいです。おもに、携帯電話けいたいでんわのメモリー・バックアップなどに使われています。
(直径4.8mm×厚さ1.4mm 重さ0.15g)

Q4. うすい電池にはどんなものがありますか?

たとえば、まるでコインのようにとてもうすい、コイン形リチウム一次電池という電池があります。おもに腕時計やメモリーカードなどに使われています。
(直径6.8~23mm×厚さ1.2mm 重さ0.15~2g)

Q5. 電池は「円筒形えんとうけい(底がまるい、筒型つつがた)」が多いのはなぜですか?

工場で電池を作る時、円筒形えんとうけいの方が作りやすいからです。
また、アルカリ乾電池やマンガン乾電池の大きさは世界共通です。