環境行動計画
1. 主旨
この環境行動計画は、電池工業会環境憲章の行動指針に基づき、環境全般に係わる電池工業会の行動の具体的計画を明確にし、その遂行によって地球環境の保全に貢献するとともに、持続的発展が可能な社会の形成に向けて、継続的に努力することを目的とする。
また、この環境行動計画は、環境憲章の改定や環境保全状況等の変化により、適宜見直しを行うものとする。
2. 適用範囲
この環境行動計画は、電池工業会ならびに会員企業に適用する。
ただし、記載内容全てを同一レベルで対処することを求めていない。各会員企業は独自性を加味した計画を作成し、有効に実施するものとする。
3. 構成
この環境行動計画は、電池工業会環境憲章の行動指針に定められた事項に準じた9項目と、各項目に対応する目的、目標および方策例で構成する。
それぞれの内容は、以下の通りである。
(1)項目
電池工業会環境憲章の行動指針のうち、電池工業会ならびに会員企業が係わる事項について、具体的環境保全活動としての下記の9項目を取り上げた。
- 省エネルギ及びCO2排出量の削減
- 省資源化・再資源化
- 環境負荷化学物質の適正管理
- 製品・ライフサイクルアセスメント
- 広報・啓発
- 社会貢献
- 国際協調
- 行政への協力
- 環境マネジメントシステムの構築
(2)目的
項目について、環境保全活動を実施するにあたって、将来達成すべき状態や活動内容を定めた。
(3)指針
電池工業会ならびに各会員企業が、項目ごとに定めた目的について、目標を設定する際の指針とする。
具体的に達成すべき目標は、電池工業会ならびに各会員企業が個別に定める。
(4)方策例
電池工業会ならびに各会員企業としての取り組み事例を示し、指針(目標)を達成するための一助とする。
項目ごとの方策例は、いずれも他の項目とも密接に関係しているので、適宜選択し、活用することができる。