電池の活躍の場

 私たちの周りで多くの種類の電池が数多く使われています。(下の図をクリックすると、大きく表示されます。)(PDF版:436KB)

 上の絵のように普段見かける場所だけでなく、ビルの非常灯など私たちが目にしない場所でも使われています。主な使い道は次のとおりです。

民生機器用

私たちの暮らしの中で重要な役割を担っているのが、民生機器用電池です。携帯電話、ノートパソコンやデジタルカメラなどのモバイル・ポータブル機器には、各種「小型充電式電池(二次電池)」が使われています。またテレビやエアコンなどのリモコン、懐中電灯、玩具などには使い切りの一次電池が多く使われています。

産業用

病院、工場、ビルの非常用電源として停電したときに活躍します。また、バッテリーフォークリフトは蓄電池(二次電池)で動くので、排気ガスが出ず、音も静かです。このように、電池は様々な産業機器の中で活躍しています。

防災器具用

災害時や緊急事態が発生した場合にも、電池が活躍しています。たとえば、安全に屋外に脱出するための非常灯、誘導灯、危険な事態を報せる火災警報器、消火設備や防災扉など、実にさまざまな防災・防犯設備を作動させる電源として蓄電池(二次電池)が、24時間休むことなく安全を見守っています。

自動車用

自動車には、エンジンを始動するために鉛蓄電池が使われています。さらに現在では、環境負荷の低減を目的としたハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、電気自動車(EV)にも、蓄電池(二次電池)が動力源として使用されています。
電池は、ガソリンだけに依存しない次世代の自動車を支える重要なエネルギー源として、今後ますます活躍が期待されています。

(下の図をクリックすると、大きく表示されます。)

自動車には、エンジンの始動や点火、ライトなどの電装品に電気を供給するために鉛蓄電池が使われています。また、発電機(オルタネーター)でつくられた電気を蓄える役割も担っています。
近年は、自動車の電子制御化が進み、多くの電装品が搭載されるようになったため、鉛蓄電池は安定した電源としてますます重要になっています。
一方、環境負荷の低減を目的として、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド自動車(HEV)や、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)が広く利用されています。
これらの自動車には、主にニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池が使われています。
また、自動車には、キーレスエントリーやタイヤ空気圧監視システム(TPMS)などの電子機器用電源として、リチウム一次電池も使用されています。