2.適用範囲

適用範囲

● この内容は最初に市場へ投入された用途から取り出されたリチウムイオン電池
 およびニッケル水素電池のセル・モジュールおよびパックのリユース・リパーパスに
 対して適用されます。

● 使用履歴データ(異常履歴・修理歴・使用期間等)の情報が記録されていない場合は、
 単セルまたは組セルのリユース・リパーパスをしてはいけません。

● 電動スクーターで使用されるような交換式バッテリーは、意図した使用(通常使用)
 の一環として安全性評価 (使用履歴データの情報の評価等) を実施せずに、ユーザー
 によって (充電等の為に) 取り外しおよび取り付けが行われます。
 これはリユース・リパーパスとはみなされません。

● ここでは蓄電池システムに関する構成部品(セル・モジュールおよびパックを除いた
 BMS等)のリユース・リパーパスについては対象としていません。
 リユース・リパーパスが適切かどうかを確認するには、必ず一次製造者/一次利用製品製造者
 に問い合わせて下さい。
 加えて、対象外ですが、リユース・リパーパスする場合、蓄電池システムに関する構成部品
 の劣化も考慮して下さい。

   
   
   

   

   

    
 
    

当規格の適用範囲(点線赤枠部分)