一般社団法人 電池工業会
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リサイクル協力事業者の皆様へ
・電池工業会規格SBA S1101の発行について
・乾電池使用機器の電池室・端子部の寸法設計指針

・補聴器用空気電池の使用上のご注意
・リチウム一次電池の充電禁止のお願い

・リチウムイオン電池をご使用の際は次のことを必ず守ってください

・リチウムイオン二次電池の再利用について

・リチウムイオン電池を安全、快適にお使いいただくために

・模倣品電池パックにご注意

・「非純正バッテリパック」について

・リチウムイオン電池の分解・改造の禁止

・早めのバッテリ交換について

・バッテリの点検について

・「誘導灯、非常灯」JIL適合品のご推奨


 
リチウムイオン電池の分解・改造の禁止

時下益々ご清栄の段、心よりお慶び申し上げます。
平素から弊工業会の活動に対し、ご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、標記リチウムイオン電池は、ここ数年の間に急速な生産と販売量の伸張を示し、携帯型情報端末機器群(携帯電話やノート形パソコン、及びビデオカメラ等)をはじめ多くの機器に採用していただいております。

一方、これらの機器にご使用いただき寿命に至ったものや、機器のモデルチェンジによって不要となった当該の電池が、回収されリサイクルされる量もこの数年増加しつつあります。

しかしながら最近になって、これらの使用済み電池や不要となった電池が、日本国内において、解体した電池(パック)から単電池を取り出し、単電池のまま販売されたり、あるいは制御回路の乗せ替え等を行って再び加工され、電池メーカが全く意図しないような改造パック品に仕上げられて、販売されていることが判りました。

このような単電池や改造パック品は、電池メーカが性能を最大に引き出し、長期の信頼性や安全性を保証した製品とは全く異質なものであり、必要最小限の信頼性と安全性が確保されている、と判断できるものではありません。

従って、一般消費者の方がこのような単電池や改造パック品を購入して使用されますと、取り扱いによっては、過充電やショートによって安全性が急激に低下し、場合によっては発熱から発火に至り、危険な状況に至ることが推測されます。

そして、一旦、不測の事故が発生しますと、一般消費者の皆様に及ぼす危害やご迷惑はいうに及ばず、多くの関係団体や関連の工業会に対しご迷惑をおかけすることは必至であり、弊工業会はこの点に関し大変危惧を抱いております。

つきましては、かかる現状から、リチウムイオン電池がこれらの意図しないルートに、決して流出しないようなご配慮と取り組みをお願いしたく、併せて、当該の電池(パック)が分解されたり改造されることのないよう、ご配慮の上、お取り計らいをお願い申し上げます。

弊工業会は、電池に係わる製品安全を最重要課題と認識しておりますので、関係各位には是非ともご理解願い、積極的なご協力をいただきますようお願い申し上げます。

なお、ご参考迄に、リチウムイオン電池を始め、ニカド電池、ニッケル水素電池、小形シール鉛電池の小形二次電池は、平成13年4月に施行された「資源の有効な利用の促進に関する法律」にもとづきまして、その回収とリサイクルが、電池メーカや電池を使用する機器メーカ並びにその輸入業者に対し義務付けられております。

従いまして、使用済み並びに不要となった小形二次電池につきましては、この法律にもとづいた対応に是非ともご協力をいただきますよう、併せてお願い申し上げます。