一般社団法人 電池工業会
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こんな所で使われています「小形充電式電池」

・自動車用バッテリのリサイクル

・産業用電池のリサイクル

・欧州指令における電池の解釈について

・小形二次電池用リサイクルマークの国際標準化プログラムについて

 
自動車用バッテリのリサイクル

環境保護・資源の有効活用のためにリサイクルに取り組みます。

近年、地球環境を保護し健全な環境を次世代に引き継ぐこと、及び資源の再生化により地球上の限られた資源を有効活用することが重要な課題になっています。また、社会的にも関心は高まり、行政においても法規制が強化されております。

目覚ましい経済成長と質的生活レベルの向上で、自動車は私達の生活にとって欠くことのできない交通手段となっています。各蓄電池メーカーは長寿命・品質向上に努め、安心してご使用いただける商品開発の取り組みをしております。
しかし、使用済みになった自動車用鉛蓄電池は鉛を含んでおり、一般の廃棄物として捨ててしまうことは資源の有効利用・環境保護から好ましくなく、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という)においても許されることではありません。
以下の内容は、お客様が使用済みになった自動車用鉛蓄電池を法に則り適正なリサイクルを行うために、販売店等の皆様にご理解を得、ご協力ご支援を賜りますようまとめました。

業界をあげて適正処理のため「下取り方式」を拡充します。

「廃棄物処理法」の中で「事業者の協力」(法第6条の3)の条項が制定され、平成6年6月、蓄電池メーカーに対して、使用済み鉛蓄電池は、「必要措置要求物」(法第19条の2、「…事業を行う者に…必要な措置を講ずるよう求めることができる。」)として、厚生省ならびに通商産業省から適切な処置を確保するよう要請を受けました。

<要請内容>
廃棄物の適正な処理を確保するために必要な措置を講ずることの要請について(廃棄物処理法第19条の2による要請)

・自動車用鉛蓄電池及び二輪車用鉛蓄電池については、回収・処理に積極的に関与し、そのルートの拡充に努めるとともに、販売店等が無償で引き取りを行う旨の広報を行うこと。

・販売店に対して電池工業会会員会社が無償で引き取る旨の連絡を行うこと。(平成6年3月厚生省生衛第244号)(平成6年6月通商産業省6機局第203号)

<一般社団法人 電池工業会の基本的な考え方>
・当局の要請を受け平成6年3月、電池販売店による無償引き取りの広報の実施、平成6年10月、リサイクルプログラムを発表し、各蓄電池メーカーはインフラの整備を図りながら順次リサイクル事業をスタートさせてまいりました。

・これを基盤に、「蓄電池メーカー各社は、使用済み自動車用鉛蓄電池の回収責任主体として、回収に積極的に関与し、排出見合いを回収し、回収見合いの再生鉛を購入する」の方針を確立し、適正処理の為に「下取り方式」を導入し、リサイクルを拡充させます。(本文では自動車用鉛蓄電池には、二輪車用鉛蓄電池を含みます)

使用済み自動車用鉛蓄電池の下取り方式

蓄電池メーカーは、使用済み自動車用鉛蓄電池を下取り方式で回収し、リサイクルします。

一般社団法人 電池工業会は、通商産業省のご指導を得て、使用済み自動車用鉛蓄電池の「適正な処理」について、ご販売店が一般ユーザーから無償でお引き取りいただいた使用済み自動車用鉛蓄電池を、逆流通で収集回収する蓄電池メーカーが排出事業者となる「下取り方式」を採用し、リサイクル型社会構築への要請に積極的に対応しております。

※蓄電池メーカーが排出事業者となる「下取り方式」とは!
ご販売店が一般ユーザーから無償で引き取りいただいた使用済み自動車用鉛蓄電池を蓄電池メーカーが排出事業者となり、逆流通で収集回収し、適正な処理を行うリサイクルシステムです。

蓄電池メーカーが排出業者となる下取り方式によるリサイクルシステムの流れ

リサイクルシステムの流れ図

<リサイクル協力店とは・・・>
平成6年10月に一般社団法人 電池工業会が策定した『鉛リサイクルプログラム』に賛同され、自動車および二輪車用バッテリの販売店のうち、特に一般消費者から持ち込まれた使用済みバッテリの無償回収にご協力いただける販売店が「リサイクル協力店」です。

「リサイクル協力店」は、このステッカーが目印です。

リサイクル協力店ステッカーイメージ

<排出拠点とは・・・>
・リサイクル協力店のうち、取引メーカーが定めた一定数量以上の使用済み自動車用鉛蓄電池を一般ユーザーから下取りしていただける販売店を「排出拠点」といいます。

・「排出拠点」は、一定数量を下取り保管していただいた時点で、取り引きメーカーに回収連絡をしていただければ、委託収集運搬業者を手配して、下取り品の回収を行います。

「排出拠点」以外のご販売店は、新しい商品をお仕入れされる際に、取り引きのある卸店、特約店、代理店へ使用済み自動車用鉛蓄電池を無償でお引き渡しねがいます。(卸店、特約店、代理店の収集・運搬業の許可は、不要になります※)
※新しい商品を販売する際に商慣習として同様の商品で使用済みのものを無償で引き取り収集・運搬する下取り行為については、収集・運搬の許可は不要。平成12年9月29日厚生省通知衛産第79号「産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業並びに産業廃棄物処理施設の許可事務取扱いについて」の内の「10. その他の(2)」に記載されています。ここで下取り行為として認められています。

使用済み自動車用鉛蓄電池を適法に処理するためには・・・

(1)蓄電池メーカーは、下取りした使用済み自動車用鉛蓄電池の収集・運搬ならびに処分に関して、専門業者と委託契約を締結して、処理する必要があります。

(2)適正処理の状況を把握するために管理票(マニフェスト)の発行・運用が必要になります。

委託契約の形態図

リサイクルイメージ


自動車用バッテリの液不足にご注意下さい

バッテリ液は一般的に使用中に減少します。バッテリ液が減った状態で使用を続けると、バッテリ内部部位の劣化が進みバッテリの寿命を縮めるばかりでなく、破裂(爆発)の原因となることがあります。

なぜバッテリが破裂するの・・・?



1. バッテリ液が不足していると
規定量以下の状態で使用を続けると、バッテリの金属部分が露出し、劣化がすすみます。

2. 劣化部品から火花が発生し
内部にガスが溜まり、劣化がさらに進むとスパーク(火花)が発生することがあります。

3. 内部のガスに引火する
スパークがバッテリ内部のガスに引火して破裂(爆発)することがあります。

1ヶ月に一度は液面点検をしてください。

バッテリの日常点検は法律で義務づけられています。少なくとも1ヶ月に1回は液面点検をしてください。液面を常に適正に保つことが破裂(爆発)を防ぎます。液面点検や補水の方法は付属の取扱説明書を参照して行ってください。

バッテリの寿命は2〜3年です。早めの交換を。

バッテリの寿命は2〜3年です。それ以上使用すると液減りが加速し内部部位の劣化が進みますので、早目に交換をしてください。