化学・物理電池について

Q1. 化学電池って、どんな電池ですか?

化学電池は内部の化学反応によって電気を起こし、その電気エネルギーを取り出す電池で、一次電池、二次電池、燃料電池ねんりょうでんちの3種類に分類されます。普段よく目にする乾電池や充電式電池など、「電池」といわれるものは、ほとんど化学電池です。

Q2. 物理電池って、どんな電池ですか?

物理電池は、化学反応を行わずに、光や熱などのエネルギーを電気エネルギーへ変換へんかんする変換装置へんかんそうちです。太陽電池、原子力電池げんしりょくでんちなどがこれにあたります。太陽電池は、無限むげんともいえる太陽光エネルギーを利用しているため、公害を出さないなどのさまざまなメリットがあり注目を集めています。

Q3. 生物電池って、どんな電池ですか?

生物電池は、生体触媒せいたいしょくばい(酸素さんそやクロロフィルなど)や微生物びせいぶつを使った生物化学的な変化を利用して電気エネルギーを発生させる装置そうちです。生物太陽電池や生物燃料せいぶつねんりょう電池などの種類がありますが、まだ研究段階けんきゅうだんかいのため、今後の展開てんかいに期待がかかっています。